【訳】
ウクライナのエネルギーセクターを狙ったマルウェア「NikoWiper」を新レポートで公開
【要約】
2022年10月、ロシアのサイバー攻撃グループ「Sandworm」が、ウクライナのエネルギーセクター企業を標的にした攻撃において、マイクロソフトのコマンドラインユーティリティ「SDelete」をベースとしたNikoWiperと呼ばれる新しいマルウェアを使用したことが明らかになった。スロバキアのサイバーセキュリティ企業ESETによると、この攻撃はロシア軍がウクライナのエネルギーインフラを攻撃したミサイル攻撃と同時期に発生したとされる。また、ウクライナ国家通信社Ukrinformも攻撃の標的になり、5種類の異なるワイパーマルウェアが使用されたことが報告された。ESETのマルウェア研究者は、「ニコワイパーは別のマルウェアである」としている。このような破壊的なワイパーマルウェアの使用は増加しており、ロシアのハッキングクルーの間でサイバー攻撃における主要な兵器として採用されつつある。
【ニュース】
◆New Report Reveals NikoWiper Malware That Targeted Ukraine Energy Sector (The Hacker News, 2023/01/31)
[ウクライナのエネルギーセクターを狙ったマルウェア「NikoWiper」を新レポートで公開]
https://thehackernews.com/2023/01/new-report-reveals-nikowiper-malware.html
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